看護師が転職する際には、履歴書の読みやすさを意識しておくのがポイントです。転職理由や退職理由、志望動機などを記述するのが一般的ですが、内容は多くても少なくても問題となります。基本的には、読み手の立場を考えて記述するようにすれば書類選考は通過可能でしょう。
伝えたいポイントは何かを最初にリストアップして、それを簡潔かつ具体的に説明できるように心がけることが大切です。伝えたいポイントを考えるときは、それが採用側の視点から必要だと思ってもらえるものなのかどうかという観点で選んでいくのが欠かせません。
自分としてはアピールしたいところであっても、志望している職場で必要とされていないものであれば意味がないのです。むしろ採用側としては、読まなければならない量が増えてしまって要点が見えにくくなってしまいます。経験やスキルを伝えて看護師としての能力面をアピールするのは必要ですが、見た目ですぐにわかるようにレイアウトされていないと読み手にストレスを与えることになってしまうのです。
箇条書きを使って項目ごとに具体的にリストアップし、それぞれに理由や経験の詳細を端的に示すフレーズを使って補足説明をする形式にすると概要がわかりやすいでしょう。ただ、これを文章で書き連ねていくと、目立つスキルがどれだけあるのかがわかりません。また、箇条書きをしただけだと詳細が伝わらないという問題があります。両者のバランスを考えて記述できると、読みやすい履歴書に仕上がるのです。